0:00 はじめに 0:57 全般的な事柄 2:01 最新ウクライナ情勢ニュース 2:10 ロシア 飲食店に3倍の給料で兵士募集ポスター貼られる 3:33 ロシアがアメリカ有力上院議員に逮捕状発行 4:55 北東部国境方面クピャンスク方面スバトベ・クレミンナ線の戦況 6:08 バフムト方面の戦況 7:47 ドネツク州アウディーイユカ、マリンカ、ブフレダールの戦況 8:35 ザポリージャ州ヘルソン州の戦況 9:47 部隊を狙った軍事詐欺にご注意を 日頃調べている最新のロシア軍とウクライナ軍の状況、情勢をコンパクトにまとめてお伝えします。 最新の情報をお届け!その日のレポートをその日に動画にしています。 ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめ、英語とウクライナ語で字幕を提供しています。 ●過去の動画は再生リストへ https://youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW ■より快適に見るには ・字幕が2重→YouTube側の字幕を消去 ・方位は赤い針が北 ・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON ・赤:ロシア軍側 青:ウクライナ軍側 オレンジ:係争中 ・一辺10kmの正方形が所々あります ・畑の大きさ:1kmX1.6kmほど ●距離 スバトボ・クレミンナ45km/クレミンナ・バフムト55km/バフムト・ドネツク65km/ドネツク・マリウポリ100km/マリウポリ・メルトポリ170km/メルトポリ・ヘルソン200km ●ウクラ軍の損失は? データ非公表で不明 ●noteに内容を日本語、英語、ウクライナ語で掲載 https://note.com/sumaitotoushi/ ■Materials OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net Wargaming.netはキーウ支社の従業員と家族を支援するとともにロシアとベラルーシから撤退し、ベオグラードとワルシャワにオフィスを開設し400名の従業員を受け入れると発表しました。また、ウクライナ赤十字に100万ドルの寄付をしました。 ※サブチャンネルで投稿主がニュースと視聴者様のコメントを読んでいます。 https://www.youtube.com/channel/UCNu9XVGZ4CEwmyj7TBwsn_w/ ---------------- #ウクライナ #ゆっくり #プーチン大統領 ---------------- ■この日のニュースを簡単にお伝えします。 YouTubeのチャプターで、 必要なところを見ることもできます。 1番目 これは以前お伝えしたことがありますが、 時事通信によると、 ロシアでは、 大半の飲食店の入り口に 「志願兵募集」のポスターが一斉に貼られ、 モスクワでも戦争が 意識されるようになりました。 「職業は祖国防衛」と書いてあるポスターには、 歩兵、 ドローンオペレーター、 衛生兵の3人の兵士が描かれ、 リーフレットには、 その条件が書いてあります。 志願兵に応募すると、 契約時に一時金として 19万5千ルーブル(34万円) 勤務先は ウクライナでの特別軍事作戦の戦域で、 訓練期間中で 月額9万から10万ルーブル(15万円から17万円) 戦地に派遣されると 月給は20万4千ルーブル(35万8千円)に跳ね上がります。 ちなみに、 ポスターの貼られていたマクドナルドの後継店 「フクースナ・イ・トーチカ」では、 月168時間労働で、 賞与含めた給料が 6万3千ルーブル(約11万円)で、 戦地の月給は その3倍になるとのことでした。 2番目 BBCによると、 この日ロシア政府は、 アメリカ上院議員のリンゼイ・グラハム氏に 逮捕状を発行しました。 ロシア政府は、 逮捕状の理由については 明らかにしていませんが、 グラハム議員は、 先週ゼレンスキー大統領と会談し、 その席で、 米国の軍事支援が成功したことを確認し、 「私の知っている中で 最高の資金の使い方だ」と述べ、 また、別の場所では、 「ロシア人は死につつある」と述べました。 これに対し、 クレムリンのペスコフ報道官は記者団に、 「このような上院議員がいるアメリカは 恥ずべきである」と述べ、 グラハム議員のいるアメリカを批判しました。 逮捕状が発行されたことを 知ったグラハム議員は、 ツイッターに投稿し、 「私のウクライナへの関与が、 プーチン政権の怒りを買ったと知り、 大変な喜びを感じている。 すべてのロシア兵士が ウクライナ領土から追放されるまで、 私はウクライナの自由を 支持し続ける」と述べました。 ■それでは、各地域の戦況です。 ●北東部 クピャンスク方面 ○国境方面 ロシア義勇軍と「ロシアの自由」軍団は、 引き続きロシア領内で活動しています。 ウクライナのプラウダによると、 この日、場所は不明ですが、 新たにロシア義勇軍が、 再びロシア領内に 入ったとの情報がありました。 詳細がわかりましたらお知らせします。 ○クピャンスク方面 ウクライナ軍の参謀本部によると、 ロシア軍はこの日も、 マシュティフカに攻撃をおこないましたが、 この攻撃は ウクライナ軍が撃退しました。 ○スバトベ・クレミンナ線 昨日もお伝えしたように、 この方面では 戦況図を変更する情報は ありませんでした。 しかし最新の情報では、 スバトベの北西の複数の場所で 地上戦があったとの情報がありますが、 それは整理して明日お伝えします。 ○シベルスク周辺 この日はビロホリフカにも、 サッコイヴェンセッティにも 地上戦の報告はありませんでした。。 ●東部 バフムト方面。 この日の天気は、雨、最低気温15度、最高気温23度。 今日の天気は、雨の予報。 バフムトの戦況についてお伝えします。 この方面のロシア軍の活動は低調となり、 ウクライナ軍の参謀本部によると、 この日ロシア軍は、 いくつかの町に砲撃をおこなうのみで、 地上戦の報告はありませんでした。 ウクライナ軍東部軍管区の セルヒーチェレバティ報道官によると、 ワグナーの部隊が撤退した穴埋めに、 ロシア軍の空挺部隊と 自動車化ライフル旅団が到着したと指摘し、 「この部隊は キーウ侵攻当初から参加している部隊で、 すでに重大な損失をこうむり、 今は人員不足のため、 動員兵で穴埋めされている部隊である」と明かし、 ロシア軍の劣化、 兵力不足、 訓練不足を指摘しました。 一方、 位置情報付きの映像によると、 この日ウクライナ軍の 第24突撃旅団のアイダル部隊は、 クリシチフカの北西、 戦況図で印をつけた場所の 陣地を奪還しました。 ロシア軍は文字通り敗走しましたが、 その後ロシア軍は、 この場所に向かって 砲撃をおこない反撃しましたが、 結局ウクライナ軍が陣地を維持しました。 戦況図を更新しました。 ●南東部 ドネツク州 ドネツク州の戦況についてお伝えします。 位置情報付きの映像によると、 この日ウクライナ軍は、 オピトネで以前奪われた陣地を奪還しました。 映像では、 地上戦の後、 破壊されたロシア軍の装備が写っています。 戦況図を修正しました。 また、ペルヴォマイスケの南東の方向では、 ロシア軍の戦車が 撃破されている映像が公開されています。 また、 ウクライナ軍の参謀本部によると、 この日ロシア軍は、 マリンカに1日で12回攻撃しましたが、 ウクライナ軍が全て撃退しました。 ●南部 ザポリージャ州およびヘルソン州 メルトポリのこの日の天気は雨、最低気温17度、最高気温25度。 今日の天気は雨のちくもりの予報。 この日ロシア軍は、 めずらしくヴェルカノボシルカに 攻撃を仕掛けましたが、 この攻撃は ウクライナ軍が撃退しました。 また、その南では、 この日もロシア軍集結地で 原因不明の爆発がありました。 マリウポリのアンドリュシチェンコ市長は、 ウクライナ軍が マリウポリとベルジャンスクの間にある ユリエフカ村で爆発が発生し、 そこにいたロシア軍が100名死亡し、 400名が負傷したと述べました。 爆発のあった建物は、 5階建ての複合施設で、 ロシア軍が 臨時の基地として使用しているとのことで、 650名収容が可能で、 当日も4台のバスで ロシア兵が到着したとのことです。 現時点では爆発の理由はわかっていません。 ■その他 ウクライナの前線では、 兵士を狙った詐欺が流行しています。 ウクライナの法務省は、詐欺の手口を公開し、 前線の兵士に注意を促しています。 その手口として 代表的なものが3つ掲載されていて、 1 インターネット上で偽のアカウントを作成し、 軍で需要のあるオフロード車を広告し、 購入申し込みのあった部隊に対し、 頭金を払うように言い、 その資金を受け取った後、姿を消す。 2 海外からオフロード車を輸入すると言い、 通関手続きの名目で前払い金を請求し、 受け取ったらアカウントをブロックし、 姿を消す。 3 弾薬を販売する テレグラムのチャンネルを作り、 全額の前払いを要求し、 代金を受け取ったら姿を消す。 法務省では、 被害に遭わないよう注意を促し、 万が一被害に遭った部隊に対しては、 ウクライナのサイバー警察の 電子通報制度のリンクを案内しています。 これは、 武器や弾薬が十分でないということの 裏返しなのかもしれません。 今日は以上です。 ご視聴いただきありがとうございました。